2024年1月1日のM7.6の地震

2024年1月1日に能登半島で最大震度7の地震が発生しました。この地震は、2020年12月以降に石川県能登地方で続いている群発地震の一つで、その中で最も規模の大きなものでした。この地震により、志賀町で最大震度7を観測し、石川県内では津波警報も発表されました。この地震は、地下から上昇した流体によって地殻が膨張している可能性があるという説があります。地震に伴って、地面が隆起する地殻変動も観測されており、珠洲市の観測点ではこれまでに地面が4cmほど隆起しています。このような地殻変動は、周囲に火山がない場所ではかなり珍しいことのようです。

2023年5月5日のM6.5の地震

2024年1月1日の地震の前にも、2023年5月5日に能登半島沖でM6.5の地震が発生していて、この地震では、珠洲市で最大震度6強を観測されています。また、輪島港で10cmの津波も観測されました。この地震は、2022年6月19日に発生したM5.4の地震と同じ断層で発生したと考えられていて、この地震によって、海岸では地震前後の地殻上下変動が観測されたとのことです。これらのデータは、地震の震源と地殻変動の関係を解明するために有用です。

能登半島の地震活動の今後

能登半島での地震活動は、今後もM6程度の地震が発生する可能性があるとしています。また、地震活動の領域は半島先端部を時計回りの方向で拡大する傾向を見せており、南東部の海岸沿いや北から東側の海域でも地震が発生しています。能登半島の地震活動の原因やメカニズムは、まだ完全には解明されていないとのことで、地震の発生と地殻変動の関係をさらに詳しく調べることで、地震活動の予測や防災対策に役立てることができると期待されます。

能登半島での地震についてのまとめ

まずは犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。

年を明けた元旦に、石川県能登周辺でまさかの大地震が発生してしまいました。こんなタイミング誰が予想できたでしょうか。

時間はかかるかもしれませんが、一刻も早くライフラインが復旧し、通常の生活ができるよう、復興支援の募金をしつつ、願っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。